さよなら涙目

~退職までの100日間~

退職の理由③

人事課と管理職と(といっても、直属の上司の退職意志確認は5秒で終わった・・・だから辞めたくなるんだと言いたい)の面接で、両方から言われたこと。

 

精神科や心療内科は受診していないのか

 

ということ。

その頃は、受診したら細かいこと、部長のパワハラで課長が自殺したこと、なども話さなければならないことは例え医師相手でも自分にはハードルが高かった。

とあることで勤め先自体が世間から注目される事件が続き、どこからかそのことがもれて、更に大事になってしまったら・・と思ってしまった。更に、新規採用者の獲得がその件であまりうまくいってないという噂を漏れ聞くようになると、更に、どこからかその話が漏れて尾ひれがついてはいけない・・と、本当に誰にも相談できなくなってしまった。今思えば認知の歪みが起きていたのだと思う。

職場の健康組合にも相談窓口はあったが、人事課自体がそのことを外にもらすなと言っている以上、組合であっても話すことは難しいと思ってしまった。

そもそも一般の人間には、「精神科」「心療内科」というものは敷居の高いもので、当然ながらかかりつけ医などというものはもっていない。。

 

自分でもうすうす、「何もしていない時に涙が止まらなくなる」「自分は世の中に必要ないんだと感じる」「過食嘔吐を繰り返す」などは鬱ってやつなんではないだろうかとは感じていたが、相談できない、誰にも話せないということがどんどん自分を追い込んでいってしまっていた。

 

辞めると決めた途端に霧が晴れたようになり、凝り固まった思考がゆっくりとまわりはじめた。

かたくなに、受診してはいけない・・と思っていたが、人事課にも言われたことから少し楽になり、自分の症状に近い「プチうつ」のコラムをわかりやすく紹介していたクリニックを見つけ、来月診療予約をいれた。初診の空きは一か月以上先しかなかったので仕方ない。

www.fuanclinic.com

 

 

なかなか退職届に決裁をもらえないので、場合によっては診断書つきてたたきつけるしかなくなるかもしれない。やっぱり受診はしようと思っている。